コロナウイルスによって経済的な影響を受けた個人及び企業に対し、
ポーランド政府は4月1日、11億ズロチ(約2.43億ユーロ)の経済的支援を盛り込んだ危機対策パッケージを発表しました。
中小企業にに関しては、ZUS (ポーランドの社会保険システム)の支払い3ヵ月間免除(3月~5月、従業員9名以下の企業に限る)や、給料支払いへの助成(従業員給料の50%~90%に当たる額を政府が助成)などの支援策が発表されました。
また、企業の倒産件数も増加し、2020年3月の国内企業の業務一時停止および完全停止の申し出件数は約5万8千件となり、昨年同月と比較すると、申し出件数は約1.8倍となりました。
新規開業数も減少し、2020年3月の届け出は昨年から3割減の約3万件となりました。企業の経済活動が大幅に減速したことが分かります。
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