ポーランドの避難民とその支援の現状(7/25) ウクライナ侵攻 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2022.08.262022.07.25 ポーランドの国境警備隊は、7/24時点で、同国に入ったウクライナからの避難民が、499万人に達したと発表しました。このような状況下で、弊社がオフィスを構えるポーランドがどのような状況なのか、現地で撮影した映像資料を交えてご紹介します 猛暑が続くポーランド 北アフリカからの熱波の到来により、ポーランドでも連日30℃超えの厳しい暑さが続いています。ウクライナ避難民によるデモが行われているクラクフ中央広場では、高温に熱せられた地面を冷やすための散水車が、デモ隊の横に構える珍しい光景が見られました。 先週1週間のクラクフの天気。週の半分以上が、最高気温30度を超え 厳しい暑さのクラクフ市内中心街にある散水車(画面下右側にあるオレンジ色の車両) 国境沿いの街プシェミシルで続く支援 侵攻以降、多くの避難民を受け入れてきた国境の町・プシェミシルでは、今も多くの避難民が避難先を目指す道中で駅を利用しています。※4月時点でもプシェミシル駅の状況については、こちらの記事にまとめております。 プシェミシル(Przemyśl):ウクライナとの直通列車が往来するポーランド南東部の都市。ウクライナ国境から10kmほどの距離に位置し、多くのウクライナ避難民が到着・滞在している。 プシェミシル駅にはウクライナからの列車が1日に4便到着しており、1便あたり400人~500人の避難民が乗車しているといいます。ボランティアによる24時間のサポート体制が整っているため、プシェミシルに到着した避難民らは、駅で手厚いサポートを受けることが出来ます。 駅前の様子ワールドセントラルキッチンが運営する食事の無料提供ブースや仮設トイレが用意されている 駅構内の様子特設の休憩所と無料の食事サービスが提供され続けている 駅のみにとどまらず市内各地でも、各地に支援センターが開設されたり、スーパーマーケットの空きスペースに短期宿泊施設が用意されたりするなど、避難民へのサポートは継続しています。 プシェミシル市内の避難民支援センター 【写真】ASAGAO sp. z o.o.撮影 取材協力について 当社には、クラクフに駐在する日本人・ポーランド人スタッフがおります。・クラクフやその周辺の取材同行(兼通訳)・クラクフやその周辺の写真/動画撮影(機材:iPhone)・インタビューへのご回答・ウクライナから避難してきた方や、ポーランドでボランティア活動を行っている方への取材アレンジ・ポーランドでの各種報道/SNS投稿の翻訳などの形で、メディアの皆様にご協力させていただいております。ご相談は、下記メールアドレスまでお願いいたします。info@asagao.pl ご寄付受付について 当社では、クラクフ在住の日本人、ウクライナからの避難民の皆様と一緒に、物資が枯渇しつつあるウクライナ国内に、いち早く必要な物を届けるための募金活動を実施しております。詳細は、こちらからご確認ください。 ここをクリック