ポーランド、玩具の輸出高で世界第9位に

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ポーランド、玩具の輸出EU内ではドイツ、オランダ、チェコに次ぐ第4位に

ポーランド経済機構(PIE)は直近の報告書で、ポーランドが世界第9位の玩具輸出国となったと発表した。

2020年度の玩具輸出高は8.78億ユーロに達し、2019年度に比べ17.2%増加している。2021年の輸出高は2020年をさらに上回ると予測されている。

ポーランドから輸出された玩具は世界138カ国で販売をされており、その最大相手国はEU圏内(87%)となっている。

輸出される商品の中には、ポーランド国外(主に中国等)で生産され再輸出されたものも含まれている。

日本で販売をされているポーランド産玩具には、Bajo社の木製おもちゃ等がある。

編集後記

ポーランドをはじめとするヨーロッパでは、お歳暮・お年賀代わりのクリスマスプレゼントを贈る文化が根付いています。

クリスマスの時期になると、ショッピングセンターにはラッピング専用ショップがオープンし、家族・親戚はもちろん、職場の同僚・友人・顧客へのギフト選びに忙しくなるのが恒例です。

筆者の周りにも毎年クリスマスに集まる親戚一同の分だけで20個はプレゼントを用意する、といったの声をよく聞きます。

プレゼントといっても、全てが高価なものではありません。普段使いのドラッグストア化粧品などの日用品がクリスマスパックになっており、それらを手にとる人の姿もよく見かけます。スーパーでは、「少し特別なチョコレート」が山のように積まれ、クリスマス時期の突然の来客へのプレゼントとするため、家庭の引き出しにストックされます。

12月中旬を過ぎると郵便局はクリスマスカードやプレゼントを送る人で長蛇の列となります。さらに、オンラインショッピングには「配送の遅延が見込まれます」との見出しが付くようになるのです。

最近は物ではなく「経験」をプレゼントしたいとのことで、「物」以外のプレゼント市場も成長しているように感じます。

ポーランドのクリスマスプレゼント市場、日本の企業の皆様にはヨーロッパ進出の第一歩として活用しない手はないのではないでしょうか。

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