現在、ウクライナからプシェミシルに向かう電車は、運行が続いています。
ウクライナ現地の各都市を定刻通りに出発したのち、プシェミシル駅でパスポートコントロールが行われています。パスポートコントロールの間、電車がホームに停車しており次の電車はホームに入れず待機するため、
駅ボランティアのかたさえも、どこから来たどの列車がどのホームに停車しているのかを把握できない状況です。
ウェブサイトのライブ時刻表にはプシェミシル駅到着の目安時間が掲載されているようですが、
大体4時間遅れほどで運行されているとのことです。
また、ウクライナからポーランドに入国する人も多い一方、同じくらい戻る人も大量に見受けられます。
ウクライナ人ボランティアによると、侵攻後すぐに身動きが取れたため逃げてきたウクライナ西部出身の人が、
西部はそこまで危険ではないと判断して、帰宅するケースが多いとのことです。
ポーランドなどの周辺国に避難しても、ただ停戦を待つのみで手持ち無沙汰となってしまい、
それならば子どもとか旦那の世話をした方が良いと考える女性も増えているようです。