ヨーロッパ一の高層ビル:Varso Tower(in ワルシャワ)

ビジネス

ワルシャワに建設中のVarso Tower(53階建て)がEU国内で最高層のビルとなった。

ワルシャワ中央駅前に立つ同ビルは、3つの棟からなっており、敷地内に居住エリア、オフィスエリア、公共スペース、観光客向けエリア等を兼ね備える総合ビルである。

建設中のVarso Tower (写真左)

Varso Towerの合計敷地は70,000 sqmである。ポーランド国内のバリアフリー建築を推進するIntegracja Foundationにより、障害のある人々、高齢者にとって最もアクセシビリティが高い建物として「アクセシビリティ リーダー」賞を受賞している。

2021年に土台の建築自体は終了しており、2022年に一般に向けて開館予定だ。

敷地内の他2棟に関しては、一部営業を開始している。

一部営業を開始しているVerso Place内の様子

編集後記

ワルシャワでは高層ビルの建築ラッシュが続いています。コロナウィルス前に建築がはじまったビルの建設が進み、オフィススペース・住宅として都市空間が拡大しています。

ワルシャワやクラクフでは、常に新しいスペース・レストラン等が街の至るところで新規開店していますが、同時に多くの市民にとってより便利で都会的な生活が身近になるとともに、大きなニュースになっているインフレーションの影響が、日常会話の話題にもなりつつあります。

筆者も、自宅近くのスーパーで数日前にバターが約2倍の値段になっているのを目にし、仰天しました。政府も政策を打ち出すなど、インフレ対策も考えられているようですが、近代的な都市空間の建設とインフレはもうしばらく日常の話題となるようです。

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