2020年度ポーランド大統領選挙

政治

ポーランドの大統領選挙が、6月28日朝7時から夜11時にかけて行われた。

〇ポーランドの大統領選 

ポーランドの大統領選は5年に一度行われる。前回は2015年で、アンジェイ・ドゥダ氏が当選した。ポーランドの大統領選では、どの候補者も単独で過半数を得られなかった場合は後日、得票数上位2名による「決選投票」が行われる仕組みになっている。 

〇全体の結果 

今回の投票率は64.51%で、前回の大統領選における第一ラウンドの投票率48.96%、第二ラウンドの投票率55.34%を大きく上回った。最も多く票を得たのは、現職で与党「法と正義」のアンジェイ・ドゥダ氏であり、得票率は43,50%であった。次いで、現ワルシャワ市長で野党「市民プラットフォーム」のトゥシャスコフスキ氏が30.46%、3番目は13.87%の得票率を得たジャーナリスト兼テレビタレントで無所属のホウォヴニア氏であった。

〇最終決戦は7月12日に 

今回の選挙では、一位候補者であるドゥダ氏の得票率が過半数を越えなかったため、ドゥダ氏とトシャスコフスキ氏による決選投票が7月12日に行われる。本来であれば5月に行われていた今回の大統領選も、新型コロナウイルスの影響で延期を余儀なくされた。

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