– クラクフ ヤギェウォ大学の例
外出制限に応じてクラクフのヤギェウォ大学では現在、授業のすべてがオンラインで開講されています。そこで、同大学に留学中の弊社インターン生より、授業の実施状況についてレポートします。
<授業形式>
教授と学生がビデオ通話でつながり、教授がリアルタイムで授業を行います。学生も質問や発言を自由に行い講義に参加することが可能です。なお、講義によって使用するツールは異なり、各教授が自分の講義に最適なツールを選択しています。教授がプレゼンテーションに音声データを吹き込むことで復習しやすくする等、オンライン講義のならではの工夫も見られます。
<便利に感じる点>
・通学等の時間を節約できる点
・慣れた環境で受講するため、普段の授業より集中しやすい点
・通話ツールによっては自動でオンラインカレンダーに授業予定が入るため、スケジュール管理が容易である点
・電子媒体を通して始業前に教材が送付されるため、予習がしやすい点
<不便に感じる点>
・安定したインターネット環境やシステムが必要である点
(教授側のインターネット接続の問題で、授業が突然休講となることもある)
・どのように成績がつけられるのか不透明である点
・グループ発表を行う場合、グループ内での連携が難しい点
・発声が必要な講義の場合、ルームメイト等の周囲環境に配慮しながら講義を受ける必要がある点
・語学の授業の場合、画質が粗く先生の口元が見えずらいため発音を再現する練習がしづらい点
日本やポーランドを含む世界各国で、授業のあり方に変化が求められています。
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