ポーランドの注目都市:Rzeszów  

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<ポイント>
ITと航空産業において、国内外から投資先として注目を集めている
ポーランドのシリコンバレーと呼ばれる日も近い

欧州地域開発基金(ERDF)※1を通じ、23億ユーロのEU資金がポーランド東部地域に投資された。本号ではその対象地域の一つであるポーランド南東部ポトカルパチェ県の県都、Rzeszów(ジェシュフ)について特集する。

<基本情報>
人口:191,000人
失業率:5.2%
平均月収:約11万6000円(4,510PLN)
高等教育機関数:6
高等教育機関に通う学生数:40,000人

航空産業
Rzeszówでは、MB AerospaceやGoodrichをはじめとする世界的航空産業関連会社の進出に伴い、最先端の研究開発と生産が盛んに行われている。
アヴィエーション・バレーと呼ばれる国内最大規模の航空機産業クラスターの拠点でもあり、地元の中等教育課程に当たる工科学校や大学との密な連携により優秀な人材育成が進められている。

IT産業
ヨーロッパのソフトウェア生産・開発においてトップ企業の一つであり、ワルシャワ証券取引所のテクノロジー分野において最大規模のAsseco Poland SA本社はRzeszówにある。

他にも名だたる有名企業がRzeszówに進出しているが、その大きな理由は①利便性の高さ、②大きなオフィススペースを設けることが出来るテナントの多さなど、事業を始めるにあたって良好な環境が整っていることである。
これにより、アメリカの経済誌『フォーブス』が主催するビジネスアワードにおいて、「ビジネスを行うのに魅力的な都市」として6回受賞している。

産業を支える交通
空路ではRzeszów-Jasionka空港から、EU圏内はもちろんのこと、トルコ、エジプト、チュニジア、アメリカ等他地域の主要都市まで定期便が運航している。陸路では、ポーランドの第二の都市と呼ばれるクラクフまで高速道路で1時間弱で到着することが出来る。
技術開発とビジネスにおいて大きな可能性を持つこの都市は、国内外からの投資先、また経済分野からも注目されている。今後もこの都市から目が離せない。

※1
欧州開発基金による東欧地域への投資プログラム(2007-2013)
・70の高等教育機関及び大学が建設・近代化
・大学や民間企業が650の研究所を新設
・2,400の新規雇用の創出
・400ヘクタールの投資エリアを開発

      

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