ポーランドの現状:真冬の到来と一時帰国希望者の様子(11/21)

ポーランドの国境警備隊は、11/21時点で、同国に入ったウクライナからの避難民が787 万人に達したと発表しました。
このような状況下で、弊社がオフィスを構えるクラクフがどのような状況なのか、現地で撮影した映像資料を交えてご紹介します。

クラクフ:ポーランド南部最大の都市で、人口は約78万人。ウクライナ西部の大都市リビウとは、
幹線道路でつながっており、電車も様々な場所に発着するため、毎日多くの避難民の方が訪れている。

気温の低下

クラクフでは11月17日に初雪を観測、翌18日は積雪し、本格的な冬が始まった。

週間予報は1週間を通して最低気温が0度を下回っており、
街を行き交う人々は一気に真冬の装いとなった。

 

しかし、石炭不足と電気代高騰がの影響で、極力自宅内で暖房を使わない工夫をする人が増えている。
その影響で、カフェやショッピングモールで多くの時間を過ごす人の姿が目立っている。

18日に撮影した、積雪しているクラクフ中心街の様子

臨時パスポートセンター

クラクフ中央駅前広場には、9月末にも一時的に設置されていた、
避難民向けの臨時パスポートセンターが再び設置された。

クリスマスのためにウクライナへの一時帰国を予定している避難民も多いためか、
氷点下にも関わらず、同センター前には長蛇の列ができていた。

パスポートセンターの列

【写真】ASAGAO sp. z o.o.撮影

取材協力について

当社には、クラクフに駐在する日本人・ポーランド人スタッフがおります。
・クラクフやその周辺の取材同行(兼通訳)
・クラクフやその周辺の写真/動画撮影(機材:iPhone)
・インタビューへのご回答
・ウクライナから避難してきた方や、ポーランドでボランティア活動を行っている方への取材アレンジ
・ポーランドでの各種報道/SNS投稿の翻訳
などの形で、メディアの皆様にご協力させていただいております。

ご相談は、下記メールアドレスまでお願いいたします。
info@asagao.pl

ご寄付受付について

当社では、クラクフ在住の日本人、ウクライナからの避難民の皆様と一緒に、
物資が枯渇しつつあるウクライナ国内に、いち早く必要な物を届けるための募金活動を実施しております。
詳細は、こちらからご確認ください。

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