2月の侵攻以降、ウクライナ避難民を中心に、ポーランド各地であらゆる反戦運動が行われている。
クラクフ市内中心部においても、毎日のようにウクライナ国旗を掲げ、ウクライナの現状を訴える集会が行われている。
そんな中で、ポーランド外務省が主導となり“子ども目線の戦争”を題材に、子どもが戦争を描いたイラストを展示するエキシビジョンが開催された。
展示会のタイトルは「ママ、戦争はいやだよ! ( Mamo, ja nie chcę wojny! ) 」と題され、1946年の第二次世界大戦下のポーランドの子どもたちが描いたイラストと、現在のウクライナの子どもたちが描いたイラストを展示している。
この展示会には、戦争はいつの時代も同じであり、その被害者はいつも子どもたちである、というメッセージが込められている。
第一回目の展示会が7月に実施されて以降、順次ポーランド国内で公開され、現在はポーランドの7都市で展示会が実施されている。 日本でも9月末~10月頭に展覧会が行われた。