2020年時点で、ポーランドのウクライナ輸出は約240億PLN、輸入は約110億PLNである。
ウクライナ産の食料品では、穀物や植物油脂、クルミなどが主にウクライナからポーランドに輸出されている。
2022年5月19日に欧州議会は、ウクライナ経済の支援を目的に、
EU向けのすべてのウクライナ産輸出品に対する関税を2022年末まで停止する欧州委員会の提案に賛成し、翌月から関税撤廃が行われている。
戦争下にあり安定した生産に課題があることから、関税撤廃措置を受けたウクライナ製品のポーランドへの大量流入は起こらないと専門家は見ているが、
ポーランド国内での需要が多い穀物や植物油脂については、ウクライナからの輸入がすでに伸長し始めているようだ。