クラクフの避難民とその支援の現状(5/24) ウクライナ侵攻 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2022.08.262022.05.25 ポーランドの国境警備隊は、5/24時点で、同国に入ったウクライナからの避難民が、357万人に達したと発表しました。このような状況下で、弊社がオフィスを構えるポーランド南部の都市クラクフがどのような状況なのか、現地で撮影した映像資料を交えてご紹介します。 クラクフ:ポーランド南部最大の都市で、人口は約78万人。ウクライナ西部の大都市リビウとは、幹線道路でつながっており、電車も様々な場所に発着するため、毎日多くの避難民の方が訪れている。 #14 支援施設とウクライナバンドのコンサートの様子 いつも並んでいるカリタスが運営する屋外テント。スタッフによると、12時-17時に古着の配布を行っているとのこと。 子どものために、ボランティアがクラクフ中央駅のシェルターを訪問。シャボン玉をしたり、ゲームや歌を披露しました。動画のとおり、大変喜んで遊んでいました。 さらに24日には、ウクライナのOdyn v Kanoeというバンドのチャリティーコンサートがクラクフで開催されました。同バンドは、先日ユーロビジョンで優勝したKalush Orchestraと並ぶ人気バンドとされています。 Odyn v Kanoeの代表作『У мене немає дому – I have no home』音楽の力を使った戦争への抗議活動を、精力的に行っているバンドの一つでもある。 コンサート会場には大勢のウクライナ人の方が集まっており、涙を流しながら聴く人も多くいました。 最後にОй у лузі червона калинаという、100年前に作られた戦士のための歌が歌われ、会場は大合唱となりました。 物資提供などの支援と並行して、ウクライナ避難民の心を支えるような取り組み・支援が、クラクフでも広がりを見せています。 【写真/動画】ASAGAO sp. z o.o.撮影 取材協力について 当社には、クラクフに駐在する日本人・ポーランド人スタッフがおります。・クラクフやその周辺の取材同行(兼通訳)・クラクフやその周辺の写真/動画撮影(機材:iPhone)・インタビューへのご回答・ウクライナから避難してきた方や、ポーランドでボランティア活動を行っている方への取材アレンジ・ポーランドでの各種報道/SNS投稿の翻訳などの形で、メディアの皆様にご協力させていただいております。ご相談は、下記メールアドレスまでお願いいたします。info@asagao.pl ご寄付受付について 当社では、クラクフ在住の日本人、ウクライナからの避難民の皆様と一緒に、物資が枯渇しつつあるウクライナ国内に、いち早く必要な物を届けるための募金活動を実施しております。詳細は、こちらからご確認ください。 ここをクリック