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深まりを見せる波印関係

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため制限されていた、各国への渡航。インドへの渡航禁止令は8月12日に解除され、物流や人の往来が再開した。今号では、結びつきを強めるポーランドとインドの関係性についてお伝えする。

〇観光客、インドからの留学生の増加

 ポーランド人のインド渡航者、インド人のポーランド渡航者は共に増加傾向にある。計5ルートの直行便が運行されているというアクセスの良さに加え、ポーランドのハイレベルな教育水準がその理由である。特に、インド人留学生の増加は目覚ましく、現在3,500人以上ものインド人留学生がポーランドで学んでいる。Lukasiewicz Scholarship ProgramやThe Ulam Programといった、ポーランド側による奨学金制度も呼び水となっている。

〇インド・EU間サミットから伺える両国関係の展望

 同会議では気候変動、安全保障、デジタルエコノミーといった分野において両国の連携を高め、これまで以上の協力関係を築くことで合意した。貿易と投資に関する踏み込んだ対話もなされ、EUがインドとの投資保証協定に前向きであることが伺えた。議会の最後には、2021年に16回目の同会議を再び開催することが決定した。

〇今後の両国の発展

 インドは現在、ポーランドにとってアジアで6番目の貿易相手国であり、貿易拡大の大きな可能性を秘めている。今後両国は、食糧加工やクリーン技術や民間航空を含むエネルギー分野での協力を視野に入れているそうだ。ポーランドは中欧最大の国の一つでもあり、インドが同国を「中欧の玄関口」として活用することを期待している。
 その一方で、EUとインド間の自由貿易協定や投資保証協定の未締結という課題も残されている。