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【ポーランドのたばこ】COVID-19の影響で売り上げ減少

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〇ポーランドのタバコ事情

 WHOの調査によると、ポーランドの喫煙率(※1)は28%である。また、同国はたばこが関係する疾患よる大きな負担を抱える世界15か国のうちの1つでもあった。これに加えポーランドは、2019年時点で世界で一番のたばこ輸出国(約35億ドル相当, 前年比+3.5%)だ。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大を受けてたばこの売上が大幅に減少している。内需はもちろんのこと、最大の輸出先であった隣国のドイツやウクライナでの売上も減衰している。

売り上げの減少の推移

 最初に売上が下落したのは、ポーランド国内で最初の感染者が出た3月第一週目であった。前年同月と比べると、3月には5%売り上げが低下した。その後4月に、約30%売上が下落し、大幅な落ち込みとなった。

売り上げ減少の原因

 ウクライナからの渡航者の減少したこと、ポーランド国民が自粛期間中に喫煙を控えようとしていることなど、様々な原因があるとされている。しかし最大の原因は国境の閉鎖だ。売上全体の15%をも占めていた空港販売や国境往来による販売が、国境閉鎖により大きな影響を受けた。特に西側国境付近の影響は甚大で、1週間に1度の頻度でポーランドに買い付けにきていた隣国の顧客がいなくなった。このような状況が原因で、売上が半減したと店舗従業員は話している。

※1喫煙率
 2016年にWHOが調査した、15歳以上の喫煙をしている人々の全体に対する割合。(日常的に使用しているかどうかに関わらず。)日本は、男性29%、女性10%。