クラクフの避難民とその支援の現状(7/18) ウクライナ侵攻 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2022.08.262022.07.20 ポーランドの国境警備隊は、7/19時点で、同国に入ったウクライナからの避難民が、480万人に達したと発表しました。このような状況下で、弊社がオフィスを構えるポーランド南部の都市クラクフがどのような状況なのか、現地で撮影した映像資料を交えてご紹介します クラクフ:ポーランド南部最大の都市で、人口は約78万人。ウクライナ西部の大都市リビウとは、幹線道路でつながっており、電車も様々な場所に発着するため、毎日多くの避難民の方が訪れている。 #17 閉鎖されたシェルターのその後と残されたシェルターの現状 かつてシェルターテントが設営されていたクラクフ中央駅の広場では現在、民族舞踊のワークショップが開催されています。本格的な観光シーズンを目前に控え、クラクフ市内では週末にもあちこちで野外コンサートが行われています。 コンサートステージの様子 6月末までウクライナ避難民への支援が行われていたテント (今日では左の写真の通り、ステージが設営されています) 民族舞踊イベントのポスター 現在、クラクフ中央駅周辺に残っている短期滞在用シェルターは、旧駅舎のシェルターの1か所のみ。この場所を、市役所職員数名とボランティアが運営しています。二階建ての旧駅舎建物の一階のみを使用し、そこで簡易ベッドと食事が提供されています。旧駅舎スタッフと他のボランティア団体のスタッフがコーヒーとオムツを物々交換する様子も見受けられ、市内のボランティア団体同士が協力しながら、必要な支援を継続している状況です。 旧駅舎シェルターの倉庫の様子 旧駅舎シェルタースタッフ(左)とカリタスのスタッフ(右) 【写真/動画】ASAGAO sp. z o.o.撮影 取材協力について 当社には、クラクフに駐在する日本人・ポーランド人スタッフがおります。・クラクフやその周辺の取材同行(兼通訳)・クラクフやその周辺の写真/動画撮影(機材:iPhone)・インタビューへのご回答・ウクライナから避難してきた方や、ポーランドでボランティア活動を行っている方への取材アレンジ・ポーランドでの各種報道/SNS投稿の翻訳などの形で、メディアの皆様にご協力させていただいております。ご相談は、下記メールアドレスまでお願いいたします。info@asagao.pl ご寄付受付について 当社では、クラクフ在住の日本人、ウクライナからの避難民の皆様と一緒に、物資が枯渇しつつあるウクライナ国内に、いち早く必要な物を届けるための募金活動を実施しております。詳細は、こちらからご確認ください。 ここをクリック