【12月4日時点:COVID-19最新情報】飲食店で売り上げ大幅減少か

新型コロナウイルス

11月23日、ポーランドでは37,596人の新規感染者が確認された。10月24日よりポーランド全域が赤ゾーンに指定され、様々な行動制限が設けられているが、感染者数が減少する気配はない。12月に入ってからも、毎日1万人前後の新規感染者が確認されており、予断を許さない状況が今後も暫く続くと予想される。

【COVID-19に対する政府の動き】

 マテウシュ・モラヴィエツキ首相は26日、企業向けに350億~400億ズオチ(約90〜100億ドル)相当の経済支援プログラムを導入すると発表した。首相は会見で、「投資、経済、ビジネスの面から、現在最も困難な状況にある起業家を積極的に支援する必要がある」と述べた。零細企業支援に30億ズオチ、中小企業支援に50億ズオチ、大手企業支援に250億~270億ズオチが使用される予定だという。

【外食産業への影響】

 10月24日より、全国の飲食店では店内飲食が禁止となっており、持ち帰りまたは配達のみの利用となっている。様々な業界がCOVID-19の打撃を受けるなか、飲食業界への打撃は特に大きく、休業に追い込まれる店舗が増えているのが現状だ。パンデミック以前と比べ、売上が8割から9割ほど減少している店舗も少なくない。
 National Debt Registerの分析によると、ポーランドを含めたヨーロッパの飲食業界がパンデミック以前の状態まで回復するのには数年かかると予想されている。ポーランドの保健省は、ホテルやレストランについては1月に予定されている休暇シーズンも休業を要請するとしている。

参考:
https://tvn24.pl/tvn24-news-in-english/today-it-is-necessary-to-save-industries-in-the-most-difficult-situation-4761255
https://biznes.gazetaprawna.pl/artykuly/1494456,branza-gastronomiczna-restauracja-koronawirus-analiza.html
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/poland/
https://businessinsider.com.pl/wiadomosci/koronawirus-w-polsce-gastronomii-grozi-zapasc-nawet-bez-lockdownu/5c9xhsk

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