世界で6番目にヴィーガンに優しい都市、ワルシャワ

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肉や魚を食べない菜食主義者(ベジタリアン)の中でも、卵、乳製品、蜂蜜を口にしない完全菜食主義者(ヴィーガン)の考え方が、世界で広がりつつある。ヴィーガンのためのレストランガイドによると、ポーランドの首都ワルシャワが世界で6番目にヴィーガンに優しい都市に選出された。ワルシャワは3年連続でこのランキングにトップ10にランクインしている。

〇ヴィーガンに優しい都市ランキングとは

 ランキングの作成元「Happy Cow」は、各都市のヴィーガン対応レストラン数や、ヴィーガン文化の受容度を都市別に数値化し、独自にランク付けしている。

〇ヴィーガンシティ、ワルシャワ 

 同調査によると、ワルシャワには、2019年12月時点で市内中心部半径5マイル以内に50店のヴィーガンレストランがあるという。5年前には11店であったことから、急速にヴィーガン文化が同都市に浸透し始めていることが分かる。
 Happy Cowはワルシャワのヴィーガン料理について、特にメニューの豊富さを評価している。ヴィーガン寿司、ヴィーガンラーメンといったアレンジ和食から、ポーランドの伝統的なコトレット(西洋風カツレツ)やピエロギ(ポーランド式餃子)といったポーランド料理のアレンジまで味わうことができる。 
 また、ワルシャワのヴィーガンのレストランは、おいしさでも通常のレストランに引けを取らない。ヴィーガンハンバーガーチェーンのKrowarzywaは、The Best Burger in Warsaw awardで肉を使ったハンバーガーを抑えて2度の優勝を果たしている。
 上述の通りワルシャワでは、ヴィーガン料理が市民の食生活に急速に浸透し始めている。豆腐をはじめとするヴィーガン対応の日本食材も、ポーランドで今後ますます注目を集めることとなるかもしれない。

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