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キャビアの隠れた生産国、ポーランド

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「ポーランド産キャビア」と聞いてもピンと来ない方は多いだろう。しかしポーランドは、世界でも有数のキャビア生産国である。

〇以前はロシアとイランが主要な産地だったが…

 これまでキャビア生産は、主にカスピ海に面するロシアとイランによって独占されていた。しかし現在、キャビアのほとんどは養殖されたチョウザメの卵であるため、多くの場所で養殖が可能となった。最大の生産国は、年間100トンを生産する中国であり、次に続くのが60トンのロシアだ。

〇ポーランドのAntonius Caviar社とは

 キャビアを扱う会社の中でも特徴的なのが、ポーランドで創業を開始した「Antonius Caviar」である。同社は世界のキャビア市場400トンのうち、5%の生産量を占めている。2020年には25トンの生産が予測されており、一企業がこの量を生産するのは上述した世界の国々の生産量と比較しても、大規模であることが分かるだろう。
 同社はポーランドの中央、Konin(コニン)のGosławice(ゴスウァヴィツェ)を拠点としている。澄んだ川に3つの養殖場を構え、なるべく自然に近い環境でチョウザメを育てることができるという。

〇ミシュランシェフがうなる味わい

 国際見本市にて、同社の生産するキャビアに多くのシェフが感銘を受けるという。現在、同社が生産した商品は、西ヨーロッパ、アラブ首長国連邦、アメリカに輸出されている。ポーランド市場での流通はごく一部であり、高級ポーランド料理店で提供されているという。
 世界三大珍味のひとつ、絶品のポーランド産キャビアを、日本で味わえるようになる日を待たずにはいられない。